くらげ travel

ちょっと気が向いたので、旅行記を。

ロンドンまでの旅路。

こんにちは。くらげです。

まずはイギリス・ロンドンへの旅行です。

2月某日。東京国際空港羽田空港)からロンドン・ヒースロー空港まで、直行便で行きました。

乗り継ぎでカタールとかドバイとかを経由してもよかったんだけど、ロストバゲージを避けたくて直行便一択に。(ひとり旅だから、乗り継ぎとか余計なこと考えなくても一度飛行機に乗ってしまえばあとはパイロットが連れてってくれる、というのもよかった。)
レガシー(FSC=フルサービスキャリア)の直行便を選んだので、サービスも機内も超快適。

予約ステータスはエコノミークラス、座席指定で一番後ろの席を確保、特別機内食でシーフード食をオーダーしました。

いざ、チェックイン!!と勇んで向かったのはビジネスクラスのカウンター。
航空会社のカードの特権を行使して、ビジネスチェックインを利用しました。
ファーストクラスのカウンターではないので、さすがに数人並んでましたが、待機列に並んでからたった5分でカウンターにたどり着きました。
パスポートを提示して、バックドロップもお願いして、無事チェックイン終了かと思いきや。
CAさん「非常口座席が空いていますが、いかがですか?」
!!?!?
私「……………。。非常口座席ってのは………。」
CAさn「足元が広い座席ですが、非常の際にはお手伝いいただきます。」
(そう、そうなんだけどそうじゃなくて…!足元広いのは知ってるけど前方の座席がないから手元においておきたいあれやこれやが置けないし…。これから12時間も飛行機乗るのに!?)
私「前も非常口座席を案内されたんですけど、その時はお断りしたんですよね……。皆さん選ばれるんですか?」
CAさん「そうですね…皆さん選ばれますね…」
私「座ったことなくてよくわからないから超悩むんですけど……(どうすれば)」(足元が広い、という非常口座席の最大のメリットをあまり生かせそうにないので「私…が?」みたいな節が多いにあった。)
CAさん「初めてなら、ぜひ記念に座ってみるというのも…」
(記念に座って「この席なら普通の席を選んだほうがよかった…」って思うはめになったら12時間超退屈じゃない!?でもそうそう座れる席じゃないし、これ逃したらいつ非常口座席のお誘いをもらえるかわからないし…」
私「じゃ、じゃあ、座ってみます…!」

というわけでこんな調子で人生初、非常口座席に座ることになりました。
(後に気づきましたが、背が高かったりがたいがよかったりして体格が大きい方にとっては周りを気にせずくつろげる座席でした。前に座席がないので、空間的に圧迫感がなく、最前列なので前後左右の目線を気にせず心理的にもゆったりできたのもよかったです。)

こんなイベントがありながらチェックインが終了。
搭乗3時間前にチェックインを終わらせたので「ところでエコノミークラスのカウンターもガラガラだったりして…」と思ってのぞきに行ったら、超長蛇の列でした。「特権とはこのこと…!!」

そのままセキュリティチェックへ。
液体物のチェックを受けてゲートをくぐって…と思ったら目の前に現れたのは「人体3Dスキャンをする機械」にそっくりなゲート。両足を開いて両手をあげて、そのまま10秒。っていう(3Dスキャンでそのままプリンターで印刷してフィギュアができたりするんじゃない…?)とか思いながらチェックを終えたのでした。

あんまりサクサク進んだので、空港着から30分で制限エリアへ。
免税エリアをじっくり見ても2時間余るほどでした。

制限エリアで感動したのは「給湯室」!!!
国際線なので液体物がほぼ持ち込めず、空の水筒持ち込んでどっかでお水買うなり機内でCAさんからもらうなりしよ…とか思ってました。
そしたら水飲み場を見つけてふーんとか思いながらふと近くの壁に貼ってあった案内をみたら「給湯室」の案内が。給湯室ってなに?って思いながら行ってみると、給水機?みたいなのが置いてあって手持ちの水筒にお水が入れられるようになってたんです。(海外の空港にはこんなのなかった…日本のサービス素晴らしい…)

搭乗口近くの席では充電もできるし、wifiもあるし、制限エリアでお水ももらえて飛行機に持ち込めるし、トランジット用のホテルも制限エリア内にあって端から端まで「空港ってよくできてる…」としか言葉がでてこないくらいでした。(制限エリア内にトランジット用ホテルがあるとか全然知らなかった……)

そうこうしてるうちに搭乗時間になり、いざ非常口座席へ。
隣が外国人の方で、がたいがよくて足が長い男性の方だったので、(ああ、なるほど、こういう方にとってはこの席のほうがいいわ…)と妙に納得。
そんな中私が座ったのですが、私の顔を見るなり数人のCAさんが代わる代わる「座ってくださりありがとうございます!!」というレベルで挨拶をしてくださいました…。なんかいいことをしたみたいです…。(たぶん非常の際には日本語で説明する方が圧倒的に通じるけど、外国人の方だと英語になるから日本語でさっくり通じる私はそれなりに大事だったのかな…とか思ったりしました。

機内食は特別機内食としてシーフード食をオーダー。(お肉が食べたい気分じゃなかったので)
本当なら通常の機内食の方に配られるハーゲンダッツのアイス。シーフード食でも「特別機内食」であることにかわりはないのでもらえなくて残念…って思ってたらCAさんが余りをくださいました。ラッキー!
あとはおつまみも通常の機内食にはついてくるけどそれもなくて残念…って思ってたら機内食が終わったあとドリンクとかおやつとか用意してくださるコーナーにおんなじおつまみが置いてあってそこで入手できたりして機内は楽しかったです。

さらに、非常口座席に初めて座ったので、そもそも「勝手がわからない」。テレビはどこ?テーブルはどこ…?でもあちこちにあるボタンは適当に押せないし…。テレビもテーブルもそれっぽいのはあるけどどうやって引き出せば…。と格闘してたらみかねたCAさんが助けてくださいました。英語で。
共同運航便だったので外国人のCAさんもいらっしゃって、私の座席の目の前が担当のCAさんは外国人の方。飛行機乗ってそうそうに英語でおしゃべりして、ちょっと早めに海外気分を味わえました。(これから海外に行くのに…)

それでは。